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記憶
自宅のパソコンが壊れ、中に入っていたデータが取り出せなくなりました。
中にはなかなか高額なソフトが入っていただけでなく、ダウンロードした文献、家族と出かけた旅行の写真などもたくさん入っていました。いざ写真がなくなったと思うと、どこか自分の過去まで失ったような気がして仕方がありませんでした。
毎度デジカメで撮った写真は、無尽蔵にパソコンに保存。とても便利な反面、写真撮っておけば また思い出せるから、と自分の思い出までパソコンに預けていたことに反省。
碍子
碍子2
9月2日から営業を再開します。よろしくお願いします。

店には展示販売用の棚を設けていて、毎月テーマを決めて並べています。
と言っても、趣味で集めてきたものなので、数には限りがありますし、小さなものが中心です。
来月のテーマは「碍子」。解体している民家の屋根裏でよく見かける 白い陶器製のあれです。何十年も暗い屋根裏にいた彼らは、まさか自分たちが棚に飾られるとは思ってもみなかったでしょう。
明治以降、電力供給が安定化、高電力化するにつれて碍子も絶縁性を高めてきたようです。


おいしい珈琲にケーキ、いい音楽、そして適度な距離を保ってくれるマスターがいる店が 理想的。あわよくば店の背後にたとえば高原があったり、静かな湖があったりすればなおいい。でも、立地は勿論、どれも一朝一夕には成しえない要素だと痛感します。

先日旅先でふらっと寄った喫茶店に、とても魅力的な絵が飾られていました。
壁に沿って配しているテーブルを見下ろすかのように飾られていて、そこに座るとその絵を独り占めした気持ちになりました。
時間がかかるかもしれないけれど、店に飾る絵を探してみようと思っています。
「自分でつくる」という選択肢

店内の什器の多くは古いものばかりです。
鉄工所で使われていたものや、母校が廃校になった時にもらってきたものもあります。古いものが好きなのは、大量生産時代のものとは違う何か厚みが感じられるから。使い捨ての現代に、ものづくりは簡単に捨てられることを前提に行われ、使う側も 物を大切にすることはしないように感じます。一方で、手間ひまかけてつくられたものやアンティークなどの古いものも注目をあびていて、そう考えると二極化の時代と言えます。
古いものはアンティークショップやオークションなどでびっくりするような価格で売買されています。ここまでくると行き過ぎていると思いますが、最近興味があるのが、「自分でつくる」こと。もし自分でつくれないなら、プロの人に協力してつくってもらうこと。
意外に身近なところにものづくりのプロがいて、意外に熱心に協力してくれるのです。設計は自分でして 材料も細かく指定して。費用も時間も少々かかるけれど、できあがったものには、長い時間を経た古いものと同じ手作業の温かみが感じられます。古いものを高いお金で買うこともいいけれど、もしかすると「自分でつくる」ことこそ、この時代にいつの間にか抜け落ちた選択肢だったのかなと。

店で使用しているテーブルや棚、看板がそれです。 ものづくり 楽しいですねー。


FLAG

神戸は好きな街の一つです。
先日久々に街を歩く機会がありました。中でも旧居留地の辺りが好きですが、歩いていてふと神戸の街は旗が多いことに気が付きました。

先日、わが店にも看板が完成。実はこちらも旗なんですー。ずいぶん小さいですが、これで少しは店らしくなりました。
夏休み


遅ればせながらですが、9月1日まで夏休みをいただいています。昨日、6日間の北陸旅行から戻って来ました。
あちこちでおいしいものを食べ、たくさんの工芸の品に触れて、自然を普段より身近に感じることができました。
とても刺激になったので、9月からの営業再開を今から楽しみにしているところです。

暑いですので、体にはじゅうぶんお気をつけください。


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