糊のかかったシャツにネクタイ。アーガイル柄のベスト。
作業場は明るく きちんと整頓されていてすがすがしい。
宮原の時計屋の店長は いつもぴしっとした身なりで、緻密な作業もさささっとこなす。
今日は、MRIの強い磁場でこわれてしまった腕時計の修理をお願いした。
最近は古い機械式の時計を扱う時計屋が少なくて、よくここでお世話になる。
身なりはあくまでも外側に過ぎないけれど、たとえばその人の仕事へ対する気持ちもあらわすと思う。
店舗隣のカーポートには、手入れされた古いローバーミニと工具が整然と置かれてある。
ムム― 趣味にも手を抜かない感じがいいデス。